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古代ギリシャでも重宝されたプロポリス

「プロポリス」は元来ギリシャ語で、「pro・守る・前方、polis・都市」で、「都市を守る」と訳せます。
医薬品などさまざまな形で人々を守ってきたこの物質が、セイヨウミツバチの巣を外敵から守っていることに、古代ギリシャの人たちは気付いていたのでしょうか。

セイヨウミツバチの巣に補てん材として使われ、構造を強化し、同時に抗菌・抗ウイルス作用などで、外敵から巣を守るのがプロポリスの重要な役目です。
古代ギリシャ・古代ローマをはじめ、人々はこの自然の力に気付き、さまざまな形で利用してきました。

ざっと見ても、今から数千年前、古代エジプトではミイラの防腐剤として、かのクレオパトラは老化防止と美容のため、古代ローマの兵士は傷の治療用の常備薬として使用したようです。
また、ギリシャの哲学者・アリストテレスが「動物誌」で治療薬として言及し、ローマの詩人・ベルギリウスの著書でも触れられたのは、いずれも紀元前の記録です。
その後も、博物誌」のプリニウス、薬物学の大家・ディオスコリデス、古代ギリシャの歴史家・ヘロドトスといったビッグネームたちの著作に記録が残っているのです。

10世紀を過ぎるころには、防腐・消毒・殺菌・鎮痛・感染病治療など、中国やヨーロッパ、中東、南米、アフリカでもプロポリス使用の記録が見られます。
近代以降の西洋医学の発達によって、人工の抗生物質なども発明され活用範囲が狭まりますが、20世紀後半、再び脚光を浴びるようになります。
背景の一つは、新しい抗生物質の副作用や耐性菌の問題です。

近年、日本でも、人気の高まりとともにがん治療への応用など学術研究も進み、「古くからある良いもの」としてのプロポリス評価は上昇する傾向です。
医薬品などとしての効能に初めて気づいたのがどんな人たちだったのか、今でははっきりとは分かりません。
しかし、数千年にもわたる記録が今も残るプロポリスは、それだけでも価値の高いものだと感じられます。
クレオパトラも摂ったらしい、となると一度は試してみたい、なんて思いませんか。
プロポリスは摂取量を守り、正しく使用しましょう。